中学生のころたしか新宿LOFTというところでやってた門田匡陽のソロライブ?みたいなものに行った気がするんだけど、なぜかよく思い出せない。
うーん行ってないのかな。
いや、行ったな。たぶん…でもバンドじゃないから覚えてないのかもしれない。
私はGood Dog Happy Menが本当に大好きだった、というより、私を構成する内臓と同じような役割でもって今も私の一部としてナカにいる、だって出会った時私はまだ自分を作っている途中の子供だったんだから。
宇宙のはじめから約束されていたみたいに、彼らが放つそのきらめきを、作られるその音楽の柔らかさを、書かれた詞に宿る力強い想いを、そうするのが当たり前みたいに自分の心にまぶしたことだけを覚えていて、それはもうほとんど宗教だった。
放送委員だった私は、給食の時間に『♡のJUNKY』をかけて、こっぴどく叱られた。が、エフェクターを自作していたメタル好きの担任がかばってくれて、その後も好き勝手やっていいことになった。
今日のライブで門田匡陽が「おとぎ話の中から出てきた」というようなことを言っていたらしい(友達が言ってた。観ていたのに覚えていない。)んだけれど、私は当時ゴールデンベルシティが実在すると思っていたし、おとぎ話とも思っていなかった。なるほど世界のどこかにこういう街があるのだろうと本気で思っていた、なんなら今も思っている。
そしてこの街にも嬉しくて悲しいことはあるよねえ。
帰りに友達と少し離れた駅まで歩いて帰って、今日は冬にしては気温が高くて、ビールを飲んだら少し汗ばんでしまった。
世界から蹴り出された私と、世界を祝福する私は同時にいて、とても頼りになる奴だ。
胸張って家に帰れた夜だった。
