2023.4.6 オーイェスオーイェス



何日か前、散歩してたら本を拾った。その本に花びらを挟んで遊んだ。

誰ともコミュニケーションを取りたくないと頭で思っても、体がそれを求めたり、そもそもそんなことが社会的に許されるような人間でもなかったり。
通り道のミモザは枯れた。桜の木はそのうち毛虫だらけになるだろう。
今年は毛虫を触る。わたし毛虫触れるし!と宣言してしまったからね。ふわふわの毛虫は触っても平気らしい。

今日は仕事のあと下北沢へ行った。

ビール一杯で完全に具合が悪くなってウケた。本当にずっとゲロ吐きそうだった、おそらくライブハウスに緊張したんだろう。帰り道には良くなった。
下北沢は家から近くて歩いてよく行くけれども、それはユニクロがあるからだ。
でも、いつも下北沢で会っていた高校の同級生と、経堂の方がお互い近いってこないだ分かったから、もうしばらく行かなくなる気がする。
なんなんだこの文章は。
もう最近マジで、ガチで、私はみんなが言ってることがわからない。
なんでそんなことするんだろう、言うんだろうってマジで分からなくなってきた。多分疲れて狭くなってるんだ、狭いと大変だね〜。
他人の挙動が少しおかしいだけで、「こわっ」とか「きもっ」みたいな感じでずっと引いてる。やだね〜こんなふうにしていたらそのうち白痴になるわよ。

ところで今日友達と喋っていたとき、何かを創作しないと何を以て私か分からなくなってしまう気がするから何か作りたい、みたいなことを彼女が言っていて、心の中がお口あんぐりになってしまった。
いやもう、私がこの人の伝記を書くか。15年ほどの付き合いになるが、私はあまりにこの人の影響を受けすぎている。
ぶっちゃけ、私は、何を以て私であるか分からなくなることなんて、一切無い。だからこんな詩的な言葉出てこない。だから私の言葉はほとんど共感を呼ばないし、人の心を打たない。それでいいと思ってる。でも彼女のその表現力を、羨ましいとも思う。
私は私であることに甘えすぎていて、だから、何者かになりたいとか、そういうのがずっと無かったしみんながそういうことを言ってるのを聞いてもピンと来なかった。
でも今日なんか分かった。みんな、なんとか自分であろうとしている。その人がその人であることを表現したり確認するのって、案外容易でないのかもしれない。